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リンパ球

風邪をひくと、よくリンパ腺が腫れるなどと私たちは言いますよね。

首筋のあたり、特に耳の下や首のつけ根あたりを触ると少し熱をもっていたり、
すこし膨らんでゴリゴリしていたりします。
痛みが伴う時もあれば感じない時もあります。

このリンパというのはいったいどんなものなのでしょうか。
私たちの体には、リンパ管というものがあります。
これはとても細い管で、この中にはリンパ液が常に流れています。
その管がリンパ腺で合流しているのですが、
その場所が首やわきの下、そして太もものつけ根部分などになります。

そういえばヨガなどでマッサージをする際に、
太もものつけ根部分や首下の筋の部分をよくマッサージさせられていたのですが、
こういった理由があったからだったのですね。

そしてこのリンパ腺が腫れてしまうのはどうしてかと言いますと、
リンパ腺の中のリンパ液が体内に入ってきたウィルスなどの病原菌と戦っているからなのです。

でも、このリンパ腺は病原菌が体内に侵入すると、すぐに腫れてしまうというわけではありません。
リンパ腺にたどり着く前に、阻止することが実はできるのです。
病原菌が体内に侵入すると、まず白血球(主にリンパ球ですが)が反応します。
そして素早く病原菌たちを撃退するために動きます。

たいがいはここで阻止することができるのですが、
稀に病原菌の方が勢いがあり勝ってしまった場合には、
リンパ管の中まで入ってきてしまうのです。
このリンパ球というものには体内の組織の中で、
病原菌などに感染した細胞を素早く見つけ出すことができます。
そして、感染してしまった細胞を排除する力があるのです。

排除した後は病原菌の情報を察知し、抗体を作るよう働きかけます。
このリンパ球たちは、常に私たちの体の中を巡回していて、
がん細胞やウィルスに感染した細胞が存在しないか探しているのです。
つまり、私たちの体の中には生まれつき持った生き抜くための自然のシステムが備わっているのです。

なんだか神秘的ですよね。